AIのゆくえ
ここ最近、特に今年になって対話型AI関連の話題がものすごく盛り上がってますね。
OpenAI社が昨年公開した人工知能AIボット「ChatGPT」を皮切りに、そこから派生してMicrosoftは検索エンジンBingやOffice製品への組込みを発表。一方それに対抗して、GoogleがGmailやスプレッドシートなどのWorkspaceアプリへのAI導入、百度(中国)が同じく対話型AIを立て続けに発表しました。
クラウドのドキュメントツールNotionに搭載された「NotionAI」も画期的でしたね。
「ChatGPT」は「GPT-4」がリリースされたタイミングで有料プランを契約してみましたが、何がどうすごいかはYouTubeで検索すると熱く解説した動画が大量に出てきますので、ここではあえて説明しません。
一言で思わせぶりに書くと「あ、これは世界が変わる…」という印象でしょうか。
そういえば20年近くも前、2004年に公開されたウィル・スミス主演の「アイロボット」という映画をとてもワクワクしながら見ました。その映画の舞台が「2035年」という設定なので、もしかすると本当に「アイロボット」の世界が「2035年」までに実現してしまうのでは…というレベルでAI進化のスピードを感じてます。
最近だと、Netflixで「アリサ ー ヒューマノイド(英題:Better Than Us)」というロシアのドラマを見始めまして、俳優陣の演技力が素晴らしいのは当然ですが、最近「ChatGPT」に触れていることもあり、「現実にはありえないSF映画の世界」という感じが全くありませんでした。
さらに、登場するAIロボットやデジタルデバイス以外は現在の世界とほぼ変わらない世界観のため、より現実感が強く、ストーリー的にも没入してしまう作品になってます。
こうなると以前から言われている「シンギュラリティ(AIが人間の脳を超える日)」が到来するのかしないのか…というターミネーター論争も現実味を帯びてきました。
とはいえ、現状いろいろと対話型AIの機能に触れたり情報を集めたりしたところで、やはり最終的に「人」というソフトな存在、特に感覚的な部分については、AIがそれを超えることはないなと個人的には感じてます。
DXだろがRPAだろうが、単純に言えば「仕事や生活の進化、向上」です。
使いこなして最終的に判断、行動するのは結局「人」です。
人間は素晴らしいのです。(壮大な締めくくり)