十和田市現代美術館
やたら遠出が好きなアオヤマです。
今年はGWを利用して、以前から一度は訪れたいと思っていた「十和田市現代美術館」へ行ってきました。
青森県十和田市と言えば「十和田湖」「奥入瀬渓流」などの景勝地や「猿倉温泉」など有名な観光スポットの多い街ですが、実は「アートの街」をコンセプトに、地域活性化プロジェクトを大成功させている街でもあります。
その中心となる十和田市現代美術館では、展示にも様々な面白い仕掛けがあり、わざわざ足を伸ばした甲斐があった!と思える場所でした。奈良美智氏、草間彌生氏など有名アーティスト作品も街や人に溶け込むように展示されていたり、実は床自体が作品だったり…と見る者を飽きさせません。
その中で個人的に一番見たかったのは「ロン・ミュエク」の巨大彫刻作品「スタンディング・ウーマン」。順路の最初の部屋にあるのですが、4mという高さのリアル彫刻にいきなり圧倒されます。しかしその表情、体型、質感をじっくり見ているうちに、「生と死」のような人としての普遍的なテーマすら感じさせます。
「ロン・ミュエク」は超リアルな数々の作品を生み出していますが、日本で常設展示されているのはここくらいだと思います。本当はたくさん見たいのですが、そのサイズ感からかなかなかまとめて見るのは難しそう。
作品参考: https://www.pinterest.jp/search/pins/?q=Ron%20Mueck
「美術館」とはいうものの、アート自体に興味のない人でも十分楽しめる魅力があるので、機会があればぜひ一度訪れてみてください。
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